猫の目に異変を感じたら結膜炎かも
もしあなたの愛猫が目を気にするしぐさを取るようになったら結膜炎と言う病気かもしれません。他にも急に目ヤニが増える、涙を頻繁に流すようになる、目が充血しているなど急に目に異常が出たなら結膜炎の可能性が高いです。
結膜炎とは
結膜炎とは、眼球の白目からまぶたの裏側を覆っている結膜に炎症が起こってしまう病気です。結膜炎になると目が赤く腫れたり、粘性の涙を流すようになります。悪化すると炎症が膿んで化膿する事もあります。また症状が進行すると自力で瞼を開く事が出来なくなるので気付き次第病院に連れて行きましょう。
原因と対策
猫の結膜炎の原因の多くは目に侵入した細菌による細菌感染です。アレルギーによって結膜炎になる場合もあります。結膜炎の予防のために出来る事をまとめますので参考にして頂けたら幸いです。
異物が目に入ったことによる炎症
ほこりや土や砂などのゴミが目に入り炎症を起こして結膜炎になる場合があります。空気中の花粉や猫自身の体毛が目に入っても結膜炎の原因となる場合があります。
対策
まず基本的に猫を飼うときは完全室内飼いにしましょう。外に出すと事故や病気になるリスクが高くなり猫の健康と安全にとって非常に大きな悪影響を与えます。
室内で飼うことで砂や土が目絵に入るリスクが低くなります。また猫を飼う部屋を清潔に保ちましょう。ほこりやゴミを可能な限り減らす事で異物が目に入る可能性は低くなります。
猫自身の毛が目に入ってしまう事はよくあります。大抵の場合はそのまま放っておいても問題はないのですが、なかなか取れずに涙を流し続けているようなら市販の猫用の目薬をさしてあげるのもいいでしょう。
花粉に敏感な子にはサーキュレーターなどで室内の空気を綺麗にしてあげるのも有効です。
細菌感染による炎症
猫の目に細菌が入り炎症が起きると結膜炎になってしまう事があります。細菌の侵入経路は様々で他の猫との接触、トイレの時に汚れた砂が目に入ってしまう等様々です。
対策
出来る対策は単純で猫の周りを清潔に保つに尽きます。上でも言いましたが猫を飼う際は完全室内飼いをし、猫の生活範囲を清潔にしましょう。特にトイレの掃除は毎日するようにして細菌の繁殖を防ぎましょう。
もし複数の猫を飼っていて結膜炎になってしまった子が現れたら他の子にも移っている可能性がありますので一緒に病院で見てもらうようにしましょう。
アレルギーによる炎症
アレルギーによって結膜炎になってしまう事もあります。
対策
自分の愛猫の体質を把握しておく事でアレルギーは対策できます。猫を飼い始めたら日々の生活の中で何に対してアレルギーを持っているのか少しづつ把握していきましょう。
まとめ
猫の結膜炎は、目の腫れや目ヤニなど目に見える症状を伴うので発見しやすいです。気が付いたら直ぐに病院に連れて行ってあげましょう。
日ごろから猫の様子を気にかけておく事は病気の早期発見に繋がります。目に見える異変がなくとも、やたら目を気にしていたり涙を流していたりと普段と違うと感じたら定期検査を兼ねて病院に連れて行ってもいいと思います。
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